猫屋町博士
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ボンジュール!
おっと失礼、うっかり母国語が出てしまいました、猫屋町博士です!クワドゥヌフ?(最近どう?)
今回はお惣菜屋兼雑貨屋さんの紹介となります。
場所はひろぎんの裏の通り、以前ご紹介したビールバー雑貨屋【THE CONTE】さんの隣ですね!
中華料理の桂蘭の斜め向かい、桂蘭も美味しいよね。
緑豊かなエントランスと△の表札が目印 『フランス惣菜・暮らしの道具 さんかく』
目線の高さにある草花がどこかパリの街並みを彩るバルコニーのようにも見えます。
主張しているようでどこか控えめ、透明感のある店構えのためついつい見落として通り過ぎがちなお店。ある意味隠れ家、全く隠れていないのに隠れ家感、何言ってるんだコイツと思っている方は是非とも足を運んでその曇りなき眼で確かめて欲しい。
年期の入った黒板メニュー。外でお値段確認できるのはありがたい。
営業時間。
良い香りがすると思ったら足元にローズマリーが群生。
ローズマリーは揚げ物焼き物スープと何にでも合うから使い勝手良いですよね、ちょっと分けてもらえないかなぁ。
扉を開けると店内は明るく落ち着いた入りやすい雰囲気。
以前はイートインが出来たとのこと、んーー!もっと早く来るべきだった!
アルコール消毒を忘れずに。
ショーケースに並ぶお惣菜の数々!
フランスの家庭的なおかずとしてキッシュを先頭に小鉢で頂きたい一品が多数、スープやピタパンまでひと通り揃っております。サイズは大中小から選べてお値段はいずれもリーズナブル。どのお惣菜もパンやワインのお供のイメージが強いですが、こうして手軽に買えるならホカホカご飯に乗せて食べたいですね!
日本に馴染みの薄い料理も分かりやすい説明があり、ざっと読んだだけでも丁寧な仕事をされていることがうかがえて期待がふくらみます。
早速おつまみセットを購入しました!
レジ袋は有料となります。
マチありの袋もありますがマイバッグや紙袋を持参されるとお惣菜が偏らなくて良いかも。
学生のころは毎日のように(寄り弁になってませんように!)と願いながらお弁当箱の蓋を開けるとご飯が圧縮されていたり汁が染みていたりしてたっけ。でもアレはアレでおにぎりみたいな感覚で面白かったし味わいも良かったりするんですよね~。
持ち帰って開けてみる、ビールも開けて飲む。
色んなお惣菜がちょっとずつ入っててお得感ある欲張りなセット。
おつまみセットだけあってお酒と合う~~~~~~!
個人的には写真左奥のブルーチーズの塩気とりんごの赤ワイン煮の酸味のマリアージュが口福なひと時でした。ピクルスの漬かり具合もファラフェル(写真左手前、中東風コロッケ)のザクザクとした歯応えも良き、お酒好きな人はハマる味です。
もうちょっと欲張ってキッシュもスープも買えばよかった。きっと美味しい、絶対美味しい。
場面を店内に戻しますが、お惣菜だけではなく各種生活雑貨が並んでいるもの見どころ。
渋いカトラリーって憧れるよね。
お店の人はもともとフランスに7年ほど住まわれ、フランスでもこじんまりとしたお惣菜屋さんも多いそうで、日本でも同様のお店を始められたとか。雑貨はフランスの蚤の市で仕入れたものを販売されているとのこと。どの商品もどこか歴史や物語を感じるものが多く見られます。こういった普段接点の無い国の話も聞けるのも楽しい。
もはや気分は蚤の市のバイヤー。
お店の中で時々目にする隠れ三角、みんなも探して見よう!
屋号の『さんかく』は小さな子からお年寄りまで誰でも通じる日本語を考えたときにコレだ!と決められたそう。おお!確かに!その発想で店名を決められるって良いなぁ、私もいつか自分のお店を持つことがあればその路線で行きたい。
アンティーク調のブックスタンド・壁紙・椅子
ワイヤーアートのブックスタンド欲しい!でも置き場所が・・・欲しい・・・。家に必要かと言われればアレだけど生活の豊かさや心の豊かさって、こういったモノが手元にあることで与えられること、ありますよね!(個人の感想です)
ちなみにご好意に甘えて「君はまだ十日市を知らない」を仏語訳して頂きました。
「Tu ne connais toujours pas Tokaichi(トゥ ヌ コネ トゥジュール パ トーカイチ)」
と、なります。まるで唄うように発音するフランス語、勉強してみたくなりますね。
特別ではなく、日常のごはん。全体的に古く大事にされてきた道具、これから大事にしたい道具。つくるとつかうを考える、そんな思いがギュッと詰まったフランスを感じられる素敵なお店、是非一度足を運んで見て!
ボン・ヴォヤージュ!
フランス惣菜・暮らしの道具 さんかく
広島市中区十日市町1丁目6-17-1
定休日 日・月・火曜
営業日 水・木・金・土曜
OPEN 12:00~15:00
16:00~19:00
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