【広島銭湯部】SAVE・THE・銭湯

レポート
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番台さんと色々話してみよう

こちらが女将の岡峰朋子さん。緊張しますね。

曽根:今日もいい湯でした。早速ですが土橋湯の歴史について教えてください
岡峰さん:もともとは別の方が経営していて先代が1952年に建物自体を買取りました。そこから家族で代々引き継ぎ私と主人で4代目となります。買取り前から考えると戦時中からあったものだと思います。先代からの話しで驚いたのですが、原爆の爆心地から近く被爆したのですが煙突だけはしっかりと残っていたそうです。

 


曽根:えっ!原爆に耐え抜いた煙突とは。このような歴史的背景があるとは知りませんでした。
岡峰さん:昔は高い建物などなかったので、煙突がひときわ目立っていたようです。
曽根:煙突が半世紀以上わたって広島の平和を見続けているのですね。まさに復興のシンボルという事を物語っていますね。

 

岡峰さん:あともう一つ見て頂きたいのが、入口の屋号文字看板。こちらも原爆で被爆したさい建物の中に残っていたそうで、建て替えた後そのまま利用したそうです。

曽根:すごい。様々な所に平和へのメッセージがあるのですね。

 

曽根:現在は土橋湯の名物女将というイメージですが、先代から引き継いで苦労などはありましたか?
岡峰さん:私が番台に立つようになって、7年くらいになります。主人も私も会社員だったので土橋湯の事は何も知らない。昔から常連のお客さんの方が何でも知っているという状態でした。常連さんに色々教えてもらい、顔を覚えてもらって今に至る感じですね。
曽根:なるほど、お客さんとのふれあいでここまで成長したのですね。

 

曽根:コロナ過の現状について教えて頂けますか?
岡峰さん:コロナが流行りだして、旅行者や外国人のお客さんがゼロになりました。フラワーフェスティバルやお祭りもなくなったので、その後に来てくれるお客さんも来なくなったので寂しいなと感じますね。
曽根:確かに平和記念公園からも徒歩圏内でいけますし、広島銭湯を旅行者の方が体験できないのは僕にとっても悔しいです。

 

曽根:最近は全国的にサウナブームが来ていますが、何か変化はありましたか?
岡峰さん:いや、ウチは特に感じてないですね(笑)地域に根差したお風呂がメインなので。
と言いつつも若いお客さんが増えて来たなとは感じています。昨年広島パルコで銭湯イベント、SNSの普及などで土橋湯の存在を知って頂けたのかも知れませんね。
曽根:僕たち広島銭湯部も負けてられないですね(笑)

 

曽根:最後の質問です。土橋湯は今後どうありたい!なイメージを教えて頂けませんか?
岡峰さん:う~ん、先の事より毎日、毎日を一生懸命がんばり皆に愛されるのを継続して行きたいですね。常連のお客さんから「私より先に店が無くならんといてぇね」
と言われたのが響いていて、1日でも長くこの場所と雰囲気を守り続けたいですね!

曽根:熱い思いが伝わりました。また来ます。今日はありがとうございました。
岡峰さん:はいこちらこそ、気を付けて帰ってね。おやすみなさい。

 

最後に

いかがでしたか?

番台の岡峰さんからいろいろ話を聞き、土橋湯の事がますます好きになりました。

先代から伝統を崩さず守り抜き、街の復興を見守り続けた広島が誇るピースフルな銭湯なのだと。
銭湯は日本が誇る文化の1つ。お風呂に入って「気持ち良かった」だけでなく、街と人の繋がりを表す機能としても果たしています。本記事で少しでも興味を持たれたならぜひ土橋湯に足を運んでみてください。

僕たち広島銭湯部もコロナ禍で活動が制限されていますが、その中で今できる事を日々考え銭湯を守っていきますので、活動に注目頂けたら嬉しいです。冒頭でも述べましたが勇敢な銭湯部員も募集中なので詳細は下記HPをご覧下さい。

今日も変わらず湯は沸いている。番台の熱き思いと共に。

土橋湯

住所:広島県広島市中区土橋町3-4

営業時間:14:30~22:00

定休日:毎月5日、15日、25日

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