マサキマサユキ
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土橋電停から徒歩1分、スキップなら40秒のところにある立ち飲み屋を紹介したい。
名前は『寅卯』(とらう)。広島在住の立ち飲み好きはピンとくる人も多いのではないだろうか?
そう、ここは”寅系立ち飲み屋”のグループ店だ。
袋町にある刺身が最高の『魚寅』。本通にあるおでんが最高の『寅造』。そしてここ土橋にある串カツが最高の『寅卯』だ。
”寅系立ち飲み屋”という呼び方は私が勝手に使っているだけで検索してもヒットしないが、みなさんはこれから積極的に使ってほしい。
私が発祥としてドヤ顔したいので。
立ち飲み屋らしく長いカウンターがあり奥に座れる席が数席みえる。
この日はカープ中継がテレビから流れていて、これぞ”広島の夜”といった雰囲気だった。
寅系に通っている人にはお馴染みのメニュー表。
ほかにも黒板に今日のオススメが書いてあるのでそれもチェック。毎週少しずつ内容が変わっているらしく、それを見つけるのが常連の楽しみとのこと。
寅卯は串カツがメインなのが分かる。
イイダコの酢味噌
タコも好きだし、酢味噌も好きだったので光の速さで注文した。届くのは普通の速さだった。この日は土橋温泉帰りというコンディションで飲んでいたので、多幸感で一瞬飛びそうになった。
多幸感、タコうかん。はいはいおやじギャグおやじギャグ。
魚寅でいつも感心するのは刺身のクオリティ。
ここ寅卯もグループ店だけあって最高だ。(ちなみに寅卯が一号店でその後寅造、魚寅と続いたので、寅卯がアニキなのだ。ここ重要ポイントらしく寅卯が弟みたいに言うとピリリと訂正される。)
特にサバがすごい。
日によって締めサバだったりすることもあるが、生のサバが提供されている。サバの生食は産地や鮮度によっぽど自信がないと提供できないのでこれはすごいことなのだ。
お店に行ったときは必ず注文してほしい。
串カツが並ぶトレー
『みんなちがってみんないい』が表現されている。世界は広い。いろんな人種や価値観、宗教、育ってきた環境がちがうから私たちは串カツを食べて世界平和を願うのだ。
ソースは串カツに直接かける。
つまり定番の”ソースの二度漬け禁止!”の容器がないのだ。私は毎回あの注意文を読んでニヤニヤするのが好きなのでこれは物足りない。寂しい。
しかし衛生面や効率化を考慮しての結果だとしたら受け入れるしかない。私たちはこれから串カツのソースは直接かけるし、回転寿司屋の醤油も直接かけるんだ。生きるってことは変わるってことだ。
赤玉パンチを注文。
立ち飲み屋で赤玉パンチを飲むのこんなに美味しいのなんでだろう…
どんどん注文しちゃうもんね。
スマホで商品を撮影していると、トイレ待ちだったほろ酔いの常連さんにとつぜん声をかけられた。
常連「さっきから写真撮ってるけど、何者なんですか~?」
マサキ「ああ、このお店の記事をブログに書こうかなと思って撮ってたんですよ」
常連「え~!?すご~い!わたしのことも書いてください!」
マサキ「なんでなん」
その後、名刺を奪取され常連の集まるカウンターへ呼ばれ副店長を紹介されみんなでわいわい飲みましたとさ。
これぞ立ち飲み屋の醍醐味。はじめて会った人と談笑してお酒が飲める。楽しいじゃないか。この楽しみをもっと多くの人に知ってもらいたい。
もしあなたが立ち飲み屋未経験だとしたら『寅卯』に行くのが正解だ。美味しい酒の肴と愉快な仲間たちがあなたの思い出を作ってくれるはずだ。
常連さんにジャマされた写真。
寅卯
広島県広島市中区堺町2丁目6−20
年中無休 17時45分~2時
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